松本一哉『落ちる散る満ちる』リリースツアー奈良公演

LIVE詳細:http://sukimaindustries.blogspot.jp/2017/09/blog-post.html (以下、主催者のsukima industriesさんからの転載です)

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松本一哉『落ちる散る満ちる』リリースツアー奈良公演

Kazuya Matsumoto New Album [Ochiru Chiru Michiru] Release Tour in Nara

 

2017.10.09 (mon/holiday)

at 奈良 日+月+星(sun+moon+star,Nara)

charge:adv. 1500yen /

door 2000yen open16:00 / start :16:30

Part.1:Kazuya Matsumoto Live Performance(『落ちる散る満ちる』ライブセット)

Part.2:New Album『落ちる散る満ちる』Listening Concert PA:sonihouse

 

前売り予約受付フォーム(advance ticket):

https://goo.gl/forms/029AoiBnmDLdKusl1 

(問い合わせ sukima industries)

 

東京を拠点に活躍中のサウンドアーティスト/打楽器奏者の松本一哉が、ニューアルバム『落ちる散る満ちる』を携えて再び奈良sun+moon+starにやってきます。

自然環境のなかで行った即興演奏にて、自然が生み出す豊潤なサウンドとそれに呼応する松本の演奏が見事な融合をみせた前作『水のかたち』から一転、

ニューアルバムは、鍾乳洞の滴り落ちる水滴による鉄琴の自動演奏をシームレスに録音するという、自身は全く演奏を行わないラディカルな作品となりました。

『落ちる散る満ちる』は、鉄琴や水滴の響きがもつシンプルな心地良さに加え、自然が作り出す不確定なリズムや音色のひとつひとつ、鍾乳洞という特殊な空間によって生まれる豊かな反響音など、自然による多様で複雑なアンサンブルに驚かされ、音を聴くことの刺激や面白さを教えてくれる傑作です。

sukima industries主催の本作リリースツアー奈良公演では、新作仕様のライブセットによる松本のライブパフォーマンスに加え、

ニューアルバムのハイレゾ音源を12面体スピーカー”scenery”等で知られるsonihouseの音響で

お楽しみ頂く『落ちる散る満ちる』スペシャルリスニングコンサートの2部構成にて開催します。

卓越した演奏と鋭敏な感受性を兼ね備えたアーティスト・松本一哉の魅力的な音の世界を生演奏と作品の両面でたっぷりとお楽しみください!(sukima industries)

 

松本一哉 2nd アルバム 『落ちる散る満ちる』 [Kazuya Matsumoto 2nd Album [Ochiru Chiru Michiru]

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この作品は、鍾乳洞の天井からあちらこちらで無数に落ちる滴の下に1枚1枚にバラした鉄琴の音盤を置いていき、滴のちからを利用して音盤を鳴らしていくという自動演奏をした60分間の1発録音です。 滴る雫が作り出すリズムやメロディ、偶然生まれるハーモニー、鍾乳洞に沁みるように広がる反響など、自然によって生まれていく時を楽しんで聴いてもらえたら良いなぁと思います。 松本一哉

“This is a 60 minute recording of the water drops dripping from top of the limestone cave onto the metal plates of the glockenspiel which I have placed one by one on the ground. The rhythm and the melodies produced by the water drops, the evolving accidental harmonies, the reverberations that grows inside the cave – I would be happy if you could enjoy the moments of these sounds formed by the nature.” Kazuya Matsumoto

 

<出演者プロフィール>

松本 一哉 / Kazuya Matsumoto

東京を拠点に活動している石川県金沢出身の音楽家・打楽器奏者。 波紋音・音のかけら・三昧琴などの音の鳴る造形物を使用。 音階や旋律ではなく音の響きそのもの に着目し、自然の中での演奏・録音からドキュメンタルな作品作りを行うなど、独自の音楽活動を展開。 自身の演奏と環境音とを繋げていき、空間全体を聴く事で表現する即 興音楽は、打楽器奏者の枠を超えより自由に空間の成り立ちを提示できる数少ないアーティストとして様々な分野から高い評価を受けている。 http://www.horhythm.com/

PA:sonihouse

 

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鶴林万平(sonihouse)

音響設計・製作。PAエンジニア。 長谷川アンナ(グラフィックデザイン)とともにsonihouseを主宰。

音と空間、聴き手の中に豊かな循環を生むをコンセプトに活動する。電子音 対 自然音の二項対立を克服し、

空間における響きの再現について考え抜いた12面体スピーカー”scenery”をはじめ、オリジナルスピーカーの開発・製造。

またそれらを用いた様々なイベントを企画する。

坂本龍一+YCAM InterLab『Forest Symphony』、evala『void inflection -TAJIMI version-』等、

音にこだわるアーティストによるインスタレーション、舞台の音響装置として使用される。

原田知世『on-doc.』、mama!milk演奏会『ときのあとさき』等のライブ音響ではサイトスペシフィックな特性を活かした音作りと演出で評価が高い。

(Photo by.Yoshikazu Inoue) www.sonihouse.net/

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